May 22nd, 1989
Lineup
- Yuro Ujie (Dr. Euro) - drums
- Keishi Kawakami (Canis Lupus, Joy, Swaraga) - bass
- Juntaro Yamanouchi - vocals
- Satoshi Mutoh (Q.O.P) - guitar
Setlist
Out of order, Durango 95 was played last.
- ??? (Q.O.P)
- ??? (Q.O.P)
- ??? (Q.O.P)
- ??? (Chikusho)
- Ensam I Natt
- Change Matter
- Sexy Night (Junko Miyahara)
- Water Business~Ji
- Durango 95 (Ramones)
Notes
- Only live performance of Water Business.
- Other performers:
- BUDDY (Genkaku Mime)
- Kokushoku Elegy “Theater Holy Optica: Sha no Maki”
Sources
- As If It Had Always Been Determined Since This Day Was Born
- DOLL (August 1989)
- Included in As If It Had
- Live Greatest Hits
- Loft Archives
Report
音楽の雑食家の聖子さんは、ハードコア好きの正輝君を連れてライブ・ハウスへ行ったのでした。 正輝「へえー、これがウワサのトランス軍団ってヤツか。別に黒一色ってわけじゃないじゃん。」 聖子「最近そういう雰囲気は薄れてきたわよね。昔からそそって一部の人達だと思うけどいい事じゃない? あ、バディーズが始まるよ。」
聖子「幻覚マイムを解散して作ってたのがバディーズなのよね。何か前にあったもやみみたいな暗さが消えてきてるわ。本格的なロック色か強くなったっていうか。」 正輝「俺は今イチのれなかったけどな。リズムとか特にだけど演奏はすごくツボを押さえててさすがだけど、何か物足りねえな。」 聖子「比較しちゃうんだけど前は曲調は暗かったけど、ノリと云うか ごい元気があってもそれが魅力だったんだ。ストレートになった 分、自分達の出し方が難しくなっ たのかな。まだ試行錯誤の段階だと 思うし伸びると思うわ。BUDDYS(相棒)っていうくらいだもの。」 正輝「頭いいな、おめえって。あっ、 ゲロゲリだ!」 と言うや否や突然に飛出す正輝。 正輝「あー暑い。久々に暴れると疲 れるな」のど渇いじまったよ。」 聖子「どーしたのよ、急にムチャク チャにやるんだもの。」 正輝「いやあ、もうメンバーが出て きたらじっとしておられなくてさ。 で始まったらハードコア、スラッ シュ じゃん。踊りたくなるって。」 聖子「前ってあまり音楽って感じ のことしなかったじゃない?やたら露出したり、パフォーマンスっていう感じの事してたり。で今日は四人のバンド編成でハードな音出してて。この方がバンドの〈ゲケゲ〉の部分が率直に出たすごくいいな。まあ病的ではあるけどね。」 正輝「で最近のハードコアのバンドって割と型にはまってて、音がききやすくて今イチなんだけど、ゲロゲリは何が違うかな。」 聖子「演奏はしっかりしてるけど、VOのパワーが違うんじゃない?あまり歌になってないけどスゴイ!」 正輝「けど何でみんな突っ立ってるままなんだろ、聖子含めて。」 聖子「圧倒されて動けないのよ。存在感あるバンドにもそれがあるんだから、ゴミ・バンドだけじゃなく。」
聖子「良かったわね、黑色エロジー。VOの人の表情を次々に変えて歌ってくのって好き、憧れちゃう。 正輝「けど俺は恐いぜ。女だけどでかいし、にらまれたら目そらしちゃうよ。でも存在感あるよな。」 聖子「バックもいいのよ。ベースがメロディー弾いてて、それがゾクゾクするくらい気持ちいいのよね。音はシャープだし。そこに日本語の歌が乗るともう美しくなっちゃうのよね。岡山出身で、地方ならではの妙な素朴さが生きてるみたい。日本的で。」 正輝「俺も気に入った。自分でやっぱ日本人なのかな、なんて思っちまったよ。何ていうか想像力を刺激されるっていうかな。」 聖子「正輝も核があるなら浮気もいいんじゃない?」 (行川和彦)